Hello World By Idenarix

東京で働くリサーチャーのブログ

ビッグデータとリサーチ


以前の投稿で、ビッグデータサーベイの事を書いたけど、最近どんどん新しいプレイヤーがリサーチの世界に足を踏む入れているような。
そして、その多くがデジタルテクノロジー、特に、センサーとソーシャルを高度に活用しているようなパターン。

もちろん、まだまだ技術的にはヨチヨチ歩きな感は否めないけど、技術的なハードルは遅かれ早かれ技術的に克服されるので、「まだ、ホニャホニャだからこんなアプローチダメだよー」とか言ってると、気付いた時には、テクノロジーで遥かに高精度でデータ取得できるサービスまで進化しているパターンも容易に考えられる。
とくに、上記みたいな姿勢の人は、あまりテック系のアンテナが張っていないので、表に現れるまで技術の進化にも気付かないし。

あと5年以内に、普通の定量のほとんどはビッグデータ系データコレクションの補完的なサービスでしかなくなるのではないか。

そして、when where what who howをほとんど自動的に計測できる世の中になったときに、サーベイ屋に残っているのはwhyの部分だけ。

定量とか定性とかの方法論は二の次として、このwhyを深く耕すスケルセットのみが将来的なリサーチャーに残された道だと思う。