タイムマシーン経営とビジネス領域
結局、早朝(というか深夜)のウェビナーにリアルタイムでは参加できなかったけど、近いうちに録画したものが送られてくるとか、こないとか。
詳細はそっちを見るとして、地球の反対側で似たようなことを考えている人がいるってことが非常に面白いなあと感心してしまう。
まあ、考えてみれば、文化や歴史は異なるにしても、西欧化された産業社会の中で、私企業のマーケティング活動という世界に身を置いていれば、感じることや考えることなんかも似通ってくもんなんだな。
具体的な形として生まれてくるものが異なるのは、どのくらい感じることや考えることを形にする体制とか、まわりの環境とか、人々の姿勢や態度みたいなものが関わってくるでしょうね。
そういう意味では、アメリカや欧米がマーケティングの歴史が長い分だけ、生まれるものも先行しているのはある意味当然なのかな。
少し前に、タイムマシーン経営なんて言葉もあったように思うけど、MRの世界でもおなじような考え方ができるのかもしれない。そもそも、Social ListeningやMROCみたいなものもそうだしね。
ただ、MRって、特に定量畑は、”我々は統計学に基づいているんだ”って姿勢に真面目だから、うまく取り込めない状況なんかも出てきそう。
統計学に基づいた社会調査をサービスとして提供する会社と自分たちのビジネスを定義するのか、クライアントのマーケティング課題解決のためのサポートを提供する会社と定義するのか、その辺の姿勢が重要なんだろうな。