MRのついて意識すべきPOV
デジタル技術の進歩がいろんなところで変革を生んでいるというのは、そういった話を煽ることでお金をもらえる人達のレトリックという以上に、もう疑いようのないことだとは思いますが、MR業界も状況は同じではないでしょうか。
MR業界を、以下のような軸で考えてみると、将来的に、従来型のMRは、決して無くなりはしないものの、今よりも産業として小さくなっていくのだと思います。
軸1:既存プレーヤーと新プレーヤー
軸2:既存手法と新手法
での4証言。
今は、既存プレーヤー(従来型のMR企業)が既存手法でマーケティング課題解決のサポートをしているけど、だんだんと新プレーヤーが新手法で、クライアントのマーケティング課題の解決サポートの畑をどんどんと広げてきていますよね。
もちろん、まだまだヨチヨチ歩きは否めなくて、現時点で、ポイッと従来型のサービスを代替できるようなレベルにはなっていないケースが多くて、従来型のMR業界人は、「こんなの使い物にならんじゃないか」って思うと思うんですよね。
でも逆を返せば、もっとレベルが上がったら代替されてしまうってことですからね。
既存MRとしては、既存領域をどんどん深化させて、新プレーヤーが追い付いてこれないほどのスキルを持つことと、並行して、新領域をどのように取り組んでいくのか、という点が重要だと思います。
加えると、既存領域を深化させるだけでは、すでに存在する主要プレーヤー間のゼロサムゲームになるってこと。
新領域にどのようにbusinessを広げていけるのか。ここも併せてチャレンジしないと先細りは否めなくなるんじゃないかなー。
IoTがどんどん来てます
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MRもムーアの法則と無縁ではなくなるわけですね。 ウェアラブル機器がついに射程にはいってきたのでは? - Hello World By Idenarix http://t.co/ekDIGd2IVb
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ライフログをMR的に扱うってことは・・・
直前の記事を投稿した後にふと。
この場合、通常のMRでは扱ったことのないようなレベルのデータ量が集まるわけで、そういったデータをどのようにハンドルしていけるのか。
データサイエンティストを中で育成する、もしくは、そとから取り入れるというほどのことは必要ないのかもしれないけど、Tableauなどのデータビジュアライゼーション系BIツールをどんどん使えるようになる必要があるよね。
リサーチャーもリサーチのことだけできればいい、みたいな時代じゃなくなってくるんじゃないかな。
ウェアラブル機器がついに射程にはいってきたのでは?
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技術的な理由でできなかったことは、技術的なブレークスルーで解決される訳でですね
少し前のハーバードビジネスレビューの記事から。
”マーケティングリサーチの技術革新は日進月歩だ。かつて技術的に、あるいはコストが高すぎてできなかったことが、今は可能になっていることも多くある。その一方、マーケターやリサーチャーは未だに定量的リサーチの結果である%(パーセント)に支配されているのではないだろうか。
本来は、生活者をより深く理解するためには、彼ら、彼女らの情報行動をつぶさに観察し、分類、分析した方が良いということは自明なはずだ。かつては、それができなかったから次善の策として利用していたはずの手法や指標が、いつの間にか唯一のものと認識されてはいないだろうか?”
いやほんとその通り。
意外と、MR業界の中にいると、普段の仕事の中ではこういう意識ってあんまり表だって語られることはないような。もちろん、あまり表面に出さないって人もいるんだろうけど、ほとんど、この点になると思考停止になっているような気もする。
大事大事。